タイトルなげえ(笑)
さてと、忘れないうちにDrウォールズプロトコルの話に戻りましょ。
なぜ彼女の食事療法が自閉症治療にいいか、というのは私のブログの読者さんならわかってるとは思いますが、MS(多発性硬化症)というのは中枢神経の自己免疫疾患の一種で、神経のミエリン鞘が破壊され脳、脊髄、視神経などに病変が起こり、多様な神経症状が再発と寛解を繰り返す疾患。 要するに脳神経の破損からくる症状が自閉症と似ているからこの食事法が効くんです。
実はね、生まれつきの脳障害というカナータイプの自閉症患者さんって本当に少ないんだと私は思う、だいたい普通に生まれたけど成長がゆっくりだった、または折れ線型のお子さんが多いのね。あとリカバリーしているお子さん、改善しているお子さんが多数、という事は”生まれつきの脳障害で一生治らない”というのはかなりのお子さんに当てはまらないのどす。
さて、その事については今回は置いといて、本題に入りやす。
みなさんもパレオ食事療法って聞いたことあるよね?原始人が食べていたような食事=パレオ食。え、原始人ってケール食べてたの?とかいうツッコミは無しね(笑)
もちろん最初のルールとして、グルテン&カゼインは除去どす、これはね、どこの食事療法でも基本中の基本、それだけ炎症を起こす食べ物なんだ〜と思っていただければいいと思いマス。
Drウォールズプロトコルで欠かせないリストがこれ:
この図でわかるように、とにかく野菜の重要さ(もちろん無農薬の野菜)を唱えてます。
まずは緑黄色野菜を3カップ(カップって計量カップの1カップの事ね)、そしてカラフルな野菜又は果物を3カップ、そして硫黄系統の野菜を3カップを毎日摂取する事!!
このSulfur(硫黄系統)の野菜が一番大事かも、メチレーションの活性化=毒素排出には欠かせない食べ物なんどす。
大人がこの食事療法をする事になると、合計一日9カップ(!!)の野菜と果物(バランス的に果物は3カップ以下)を食べる事になります。
そんなありえん、って思うでしょ? 確かにむすこっちにはありえない(笑)私は野菜好きだから苦にはならないけど。さらにオーガニックでこれだけの野菜食ったら高いよ〜!!
しかしっっっっ
ここでのポイントは、
硫黄系の野菜、実はにんにく2粒でカップ1杯分なの!!!! だからにんにく6粒料理に使ったら一日で必要な硫黄系の野菜は取れてるわけよ!! 野菜が嫌いなお子さんでもにんにくや玉ねぎを痛めて挽肉に入れれば食べてくれるお子さんが殆ど、玉ねぎが嫌いならキャベツを細かく刻んでソテーすれば甘くてわからなくなるし、結構応用が効くのよ〜!!!
硫黄系のサプリは確かに効果あるんだけど、腸内のイースト菌を増やしてしまう事でも有名なのね。でも野菜ならそういった事は一切起こらないのね。だからみなさんどんどん硫黄系の野菜の摂取をさせた方がいいどす。
ちなみに硫黄系の野菜というのは、
アブラナ科の野菜、キャベツ、ブロッコリ(<−緑黄色野菜としてカウントしてもオッケー)、カリフラワー、白菜、パクチョイなんかもそう。 あとはネギ属一般、ニンニク、ニラ、玉ねぎ、もちろんネギならなんでもおっけ〜!!
これなら一日3カップいけるよね?? もちろん大人の量なんでお子さんは9カップっつーのは無理ですが、大人の半分食べるお子さんはやはり4。5カップ分の野菜果物が必要となりわけどす。
その他に肉はもちろんオーガニック、牛肉はグラスフェッド、その他に週一で内臓を食せと、内臓ならなんでもいいみたいですが、レバーがおすすめの模様。
他に魚も養殖はダメ、汚染物と抗生物質の塊食ってるようなもんなので、養殖魚だったら食べない方がいいと私は思う。やはりwild caught fish出なくてはダメです。
他には海藻も勧めていたんですが、こちらは考えを変えた模様。やはり海が汚染され過ぎていて、心配なのでこちらの考えは最近変わって、海藻は勧めていない見たいどす
彼女のレシピ本、スムージーが多いけど、写真も沢山あって見てて楽しい本
こちらはなぜこのプロトコルが効くかが云々書いてある本(笑)英語出来る方むけ
こういった食事による治療法はお医者さんにかからなくていいからね、時間がかかるけど、費用はそこまでかかんないよね? なのでこれからこういったタイプのお金が沢山なくても応用の効く、効果のある治療法などを紹介していきたいと思っとりやす。
いや、うちの子偏食すぎてこんなの無理、という方、又は胃腸が弱すぎてこんな野菜や果物食べられないという方のためにここで終わりにはしまへん、
Drウォールズの話、もうちょっと続きや〜す!!
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